2012年05月17日

沖縄復帰40年式典と知事・鳩山氏

去る5月15日を以って沖縄が日本に復帰して40年が経った。
が、沖縄の日本復帰、それがどうこうとは、沖縄出身の妻と結婚し、18年前沖縄に移り住むまでの私がそうであったように、多くの本土の日常では他人事なのだろう。
今朝の全国ネットでの報道も式典の様子と首相と知事の挨拶を中心に「そうであった」のレベルの報道で終始した。(当然ながら沖縄のテレビ、地方紙は大いに採り上げている)

それにしても鳩山由紀夫氏。前政権時に落ち着いていた「辺野古移設を県外にする」と言い混乱させた上、結局民主党内でも「辺野古」に落ち着かせたいのを受け、「よく学んだら周辺への抑止力としてやはり辺野古に・・」と言う情けなさ、その後には「あれは方便だった」とまで言う。この方の思考回路はどうなっているのだろうと思っていたが、返還式典後の集会ではまたもや「皆さんの感情に応え・・・県外移設に・・」と発言する。もう誰もこの方の言動を素直に受け取る事は・・・。

首相退任後は議員を辞め後進にといい辞めず、党内調整、小沢氏擁立どちらもキーマンの如くをアピールする言動、過日は首相訪中時に別途に訪中、要人と会いコメントする。イラク要人と会いコメントする。党の了承のない行動だと言う。党内の立場、方向、時をわきまえない事はなはだしい。
沖縄問題の混乱原因者が式典に参列するとの報になんと厚顔無恥なと思っていたが、その上に尚この発言を残して行くとは・・。厚顔無恥などというレベルではない。そんな鳩山氏は宇宙人と称されるが宇宙人に失礼だ。

あの時、政権を取らせるため一票を民主党に投じた。挙句こんな人を首相としてしまった。
その後のごたごたと国民への政治どころではない確執・内紛の民主党。口先達者な男女が跋扈し、横峯やらぶってぶって姫やら傲慢軽薄三宅雪子やら???陳腐な議員の集合体民主党に加担したことを大いに反省せざるを得ない。

また『それにしても・・』だが。
我が沖縄県知事仲井間弘多氏の式典での挨拶について、会社でも知人の葬儀帰りの周辺でも「見た?昨日の知事の挨拶。あれ何?」どころか「恥ずかしい」まで批判の声しきり。
例のしかめっ面で小さなメモから目を離すことなく、抑揚なく読み上げるのみ。
どうにかならないものか。これらをアドバイスできる誰かブレーンはいないの?それとも他人の言葉に耳を貸さないお方?

前々から言っていることだが、歴代沖縄県知事は暗い。表情ない、あいそない。復帰後40年まだ自立できていないという言葉が飛び交うこの沖縄のその長たる者がこの調子であれこれ沖縄の明日を口にしても、これでは、勢いが付かない活性化しない。
年齢とか性格とかではない。自分で出た以上そんな甘えを超えて勤めねばならないポジションのはず。

本来沖縄復帰40年を総括し、この機会にこれからの沖縄について言うべきことを国(国民)にもいい、また一方県民にも向け、これから県民のせねばならない課題を投げかけなくては・・(ポイントでは表情と抑揚を以って)。

これから国にだけ求めるのではなく、県民も必死にその気でせねばならない事がある。
その気にならなくてはどんなに補助金や振興費を貰ってもそこから次の時代が生産できるものが生み出せるわけがない。今の県民意識(労働に対する心がけ・これからの沖縄に対する意識、批判や求めるだけの意識)のままではまた何年後かに「まだ自立には遠い」と言っていることになるやも知れない。




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